下北半島・恐山と白神山地、奥入瀬に行ってきました

  • 2006/08/17(木) 11:38:22

8月17日(木)〜19日(土)
 昨年の今頃行く予定だった、奥入瀬・白神山地が、直前の東北地方の大地震で中止になったので、今回はそのリベンジ旅行ということで、阪急交通社の2泊3日のバスツアーで行くことになった。 参加者も昨年と同じく妹夫婦と我が家の計4人である。
バスツアーのパンフレット
バスツアーのパンフレット

8月17日(木)曇り
 さいたま新都心に18:40集合だが、少し早めに17:20に自宅を出発した。 バスで新宿駅に行き、高崎線乗り入れの籠原行きで大宮まで行き、1駅戻ってさいたま新都心に到着した。 ところが、宇多田ヒカルのコンサートがさいたまアリーナであるとかで、物凄い人込みのため、集合場所へ辿り着くのに手間取ってしまった。

 18:40に出発の予定だったが、事前に武蔵浦和出発に変更連絡したのに半球交通社のチョンボで添乗員に伝わらなかったため、その3名が武蔵浦和に置去りになるというハプニングで、35分遅れの19:15に出発した。

 新日本観光バスで、32名の参加である。その内男性は8名だけで、4分の3は女性と、最近は何処へ行っても女性優位のようである。長距離のため、ドライバーは二人付いたが、若い方は運転技術がまだ未熟らしく、山道に入るとベテランに交代していた。

 夕食は弁当を買って行ったので、バスの中で食べた。 20:09に最初の休憩地・佐野SAに到着し、20:35に出発した。さらに約2時間後の22:53に、福島県と宮城県の県境にある国見SAに到着し、23:10に出発した。

8月18日(金)曇りのち雨
 その後、1:17と2:57にPAでトイレ休憩を取りながら、4:28に下北半島の入口にあたる道の駅「下北よこはま」に到着した。 ようやく空が白み始め、朝焼けが見られた。かなり眠れたようだ。

 さらに、むつ市を経由して338号線を佐井港へ向かう。 ところが、このルートは、海岸沿いながら大変なワインディングの連続で、ドライバーも添乗員も予想外だったらしく、おまけに途中から激しい雷雨になり、かなり予定から遅れることになった。
佐井港から出る「仏ヶ浦行高速観光船」 雨の中、船に乗り込む
佐井港から出る「仏ヶ浦行高速観光船」 雨の中、船に乗り込む

 7時に乗船の予定だったが、我々の貸切状態だったため、我々が到着したところで出発した。 約30分で仏が浦に到着し、下船して見物した。 

 8:40に再び佐井港に戻ってから朝食になった。 ご飯に味噌汁、お新香、もずく、生卵付きのホタテ鍋だった。
船の中から仏ヶ浦の奇岩を眺める 仏ヶ浦に上陸して、家内とツーショット 
船の中から仏ヶ浦の奇岩を眺める 仏ヶ浦に上陸して、家内とツーショット 

 9:30、マグロの一本釣りで有名な大間に向け出発。 相変わらず小雨が降る中、9:56に大間崎に到着し、「本州最北端到着証明書」を無料でいただいてきた。
大間崎 本州最北端の地到着証明書
大間崎             本州最北端の地到着証明書

 10:20に恐山に向けて出発した。 下北半島の西側と違って、海岸に沿って平坦な道が多いようだった。 11時頃から雨が上がった。
恐山の略図
恐山の略図

 11:40に霊場恐山に到着。 亜硫酸ガスの臭いに悩まされながら、約1時間散策した。 最初はおどろおどろしい雰囲気を想像していたが、意外に綺麗な所でした。 湖の周りに俗っぽい建物がなかったところも良かった。
恐山の入口 恐山の山門を背景に 亜硫酸ガスの臭いに悩まされつつ
恐山の入口           恐山の山門を背景に       亜硫酸ガスの臭いに悩まされつつ

意外と綺麗に整備されていました 幽玄の世界の恐山 ここにもある地の池地獄
意外と綺麗に整備されていました 幽玄の世界の恐山        ここにもある地の池地獄

穏やかな湖の畔で 杖は要らなかったなぁ
穏やかな湖の畔で        杖は要らなかったなぁ

 12:40に恐山を離れる頃、霧が出てきて、一気に視界が悪くなってきた。 まるで、我々の見物が終わるのを待っていてくれたようだった。

 13:15に、むつ市内の「下北名産センター」で少し遅い昼食になった。 昼食オプションが「いか刺定食」だったので、家内と私は「ホタテの刺身定食」と「焼き貝定食」にした。 流石に新鮮で割安感のあるメニューだったが、味がほとんど付いてない薄味には参った。
下北名産センターで昼食 新鮮なのは良いが、薄味でね
下北名産センターで昼食     新鮮なのは良いが、薄味でね

 14:00、今朝通った道を戻って、下北半島に別れを告げ、一路十和田湖を目指す。 15:00頃から再び雨になる中、102号線で十和田市に入った。
奥入瀬渓流の略図
奥入瀬渓流の略図

 16:30に「石ヶ戸」(いしげど)に到着し、雨の中、美女盗賊のすみかだったという伝説のある岩を見て、16:45には出発した。 「ゲド」とは、アイヌ語で「「小屋」という意味で、巾10m四方の大石がカツラの木にもたれ掛かってできた岩屋だそうである。
美女盗賊のすみかだったという「石ヶ戸」 暗くなった奥入瀬渓流を背景に 雨で勢いを増した「銚子大滝」
美女盗賊のすみかだったという「石ヶ戸」 暗くなった奥入瀬渓流を背景に  雨で勢いを増した「銚子大滝」

 17:03には、渓流沿いの中でも一番の見所で、記念撮影の人気スポットである「銚子大滝」に寄った。 巾20m、高さ7mの滝は、雨で勢いを増して迫力満点だった。 天気さえ良ければ、「九段の滝」辺りから散策の予定だったらしいが、雨で危険が多いため中止になってしまった。

 17:15に、十和田湖を出て、103号線を休屋方面に向かい、湖を約半周して、17:40に今夜の宿「休屋 佳月亭」(やすみや けいげつてい)に到着した。

 ここまで走行1100kmの長旅だった。 雨が上がっていたので、夕食前に歩いて数分のところにある、高村光太郎の「乙女像」を見に行ってきた。 その後、温泉に入ってさっぱりしてから、19:00からの夕食になった。
何十年ぶりかの十和田湖 40年前も今も変わらぬ?美しい湖畔 高村光太郎の「乙女像」のシルエット
何十年ぶりかの十和田湖     40年前も今も変わらぬ?美しい湖畔 高村光太郎の「乙女像」のシルエット

「乙女像」を背景に
「乙女像」を背景に

 このホテルには、かつて皇太子殿下や紀宮様が修学旅行でお泊りになったらしく格式は高いのかも知れないが、蒸し暑いこの時期に、部屋にエアコンが無く、扇風機が回っているのはいただけない気がした。 それでも今夜は満室だそうで、仲居さんが物凄く忙しそうにしていた。

 20:00からフロント・ロビーで「ねぶた踊り」のイベントが行われ、宿泊客全員が踊りに参加して、「跳人認定証」を貰ったり、「なまはげ」の衣装を着た人と記念撮影をしたりした。
ホテルのロビーに設置されている「ねぶた」 「なまはげ」のショーもありました 「ねぶた踊り」の後で
ホテルのロビーにある「ねぶた」 「なまはげ」のショーもありました 「ねぶた踊り」の後で

跳人認定証
跳人認定証

 「ねぶた」の語源は、昔、坂上田村麻呂が東北地方を平定しようとしていた時、武力では難しいと考え、張り子を作ってワイワイ騒いでいたところ、隠れていた原住民が「ねぷたねぷた」(あれは何だ、あれは何だ)と叫びながら出てきたところからついたそうである。

8月19日(土)曇り時々晴れ
 5:30起床。 6時からの温泉に入りに行ったら、すでに妹のご主人が入っていた。 源泉の温度は34.8度なので、沸かしているために入浴時間を制限しているようだ。 また、温泉を循環させていて、掛け流しではないそうだ。

 7:00からの会食スタイルの朝食を済ませ、7:50にホテルを出発し、十和田湖を一望できるという発荷峠(はっかとうげ)に向かう。 残念ながら、峠に近づくに連れて霧が濃くなって、十和田湖を見ることはできなかった。

 左右のりんご畑を眺めながら白神山地を目指し、東北道の小坂〜大鰐弘前間を経由して、9:30に白神山地の手前のドライブイン「にしめや」にてトイレ休憩となった。

 今日は夏休みの土曜日とあって、日本で最初の世界遺産、白神山地を目指す観光客が多そうだ。 9:48にドライブインを出発し、10:14に「アクアグリーンビレッジ暗門」に到着した。
ブナ林散策道の略図
ブナ林散策道の略図

 ブナ林散策道を一回りしてきたが、ブナ林の中は風が無く、蒸し風呂状態で息苦しかったが、沢の水は手が切れんばかりに冷たくて、顔や手を洗うと生き返ったような心地がした。

 「最初の10分位は少しキツイ登りがあるけど、後は楽ですよ。」と言っていた添乗員が同行しなかったので、非難の声が上がるほど蒸し暑さで苦しかった。 両家とも300円づつ協力金を納めて、「環境整備協力者の証」をいただいてきた。
白神山地の環境整備協力者の証 ブナ林の中を行く 
白神山地の環境整備協力者の証  ブナ林の中を行く        世界遺産地域の標識

 11:52に白神山地を後にして、今朝来た道を戻り、大鰐弘前ICから東北道に入り、13:25に鹿角八幡平IC(かづのはちまんたい)で下りて直ぐのドライブイン「秋田美人」で遅めの昼食になった。

 昼食オプションは、「よぐおでってけだんすな」という掛け声で始まり、「きりたんぽ」に「しょっつる鍋」、「稲庭うどん」、と秋田の名物料理が取り揃えられ、さらに「こごみ」、「比内地鶏の胡麻和え」、「いぶりがっこ」と「秋田ふき」など、1050円にしては内容豊富だった。 それにしても味付けはお粗末で、皆さん醤油コールをしていた。
秋田の名物料理が揃った昼食 「きりたんぽ」も食べました
秋田の名物料理が揃った昼食   「きりたんぽ」も食べました

 14:14にドライブインを出発し、再び鹿角八幡平ICから東北道に入り、ひたすら帰路を急ぐことになった。

 16:55に菅生SAに到着したが、大混雑の中、17:17に出発した。 夏休みの渋滞を避けて、クルマの量が増えてきた東北道から常磐道に入った。

 夕食は、仙台名物の「牛たん弁当」が夕食オプション(1100円)になっていたので、バスの中で食べた。

 20:00に最後の休憩地の友部SAに到着した。 かなりの蒸し暑さだ。20:20に出発し、21:30、無事さいたま新都心駅に到着した。

 実に、約2000kmのバス旅行だったが、全員が予想以上に楽だった印象があって、妙に自信が付いたようだった。 新宿駅前は、もう夜中だというのに気温29度の表示があり、むっとする中22:45に無事我が家に帰ってきた。